痛みの特徴や痛む位置は?よくある心臓病の症状について
心臓病の原因
一口に心臓病とは言っても、心筋梗塞や狭心症などさまざまな疾患があります。これらの心疾患に大きく影響するのが、食生活やストレスです。
心臓病の原因はさまざまなことが絡み合っており、自覚症状がないまま病状が進んでしまい、突然死につながることも少なくありません。
便利な生活を送ることができるようになりましたが、その一方で食生活の変化や運動不足が起き、ストレス社会と言われるほど一人ひとりにストレスが大きくかかることが、心臓病の大きな原因だと言えるでしょう。
よくある心臓病の症状
心臓病の症状でよくみられるのは、胸の痛み・不整脈・動悸・息苦しさ・胸が締め付けられるような感覚などが挙げられます。
これらの症状は重篤な疾患である場合とそうでない場合がありますが、眠っていたのに息苦しさで起きたり寝付けなかったりする場合や、手足が冷たくなるような感覚がある場合、心臓のポンプ機能が衰えて体のすみずみに血液が行き渡りにくくなっていることが考えられます。
狭心症と心筋梗塞では、心筋梗塞がより緊急性が高いとされており、狭心症治療に使われるニトログリセリン舌下薬が効かないという特徴が挙げられます。
心臓病を早期発見する方法は?
心臓病は、できるだけ早く発見することで症状を最小限に抑えたり、適切な治療を受けることができます。そのためには、まず日ごろから健康に気を付けることや健康診断を受けることが大切です。
心筋梗塞や狭心症といった心臓病にかかる可能性が高まるリスクの高血圧・喫煙者・糖尿病の方などは、動脈硬化の程度を調べられるABI検査を受けたり、積極的に定期健診を受けたりして病気を早期発見するようにしましょう。
特に運動不足であったり、高血圧の方など不安がある方は生活習慣の改善をしながら、早期発見・早期治療につとめることをおすすめします。